OpenPNE3 を symfony1.2 ベースにするために奮闘中です
11 / 16 日曜日 2008
開発チームの海老原です。
現在開発中の OpenPNE3alpha4 を symfony1.2 ベースにするために悪戦苦闘中です。
本当は土曜日中に終わらせて、「これから trunk を symfony1.2 ベースに切り替えます!」宣言をするつもりが、いつの間にかこんな時間に……(たぶん宣言は月曜日とかになりそうです)。
symfony1.2 は現在 beta2 がリリースされている状態ですが、
- プラグインの有効・無効を切り替えられるようになった
- フォーム系クラスが強化された
- プラグインに同梱されているアセットのインストールが可能になった
- 対話的なタスクの作成が可能になった
などなど、 OpenPNE3 にとって欠くことのできない新機能が実装されているということもあって、早速アップグレードに踏み切りました。
そんなこんなで、ついさっきまでは openpne:install コマンドの symfony1.2 対応をおこなっていました。 Propel のバージョンアップによる設定ファイルの書き換えが主題ではありますが、せっかくなので symfony1.2 の新機能を使って微妙に改善もしてみました。
OpenPNE3alpha3 で実装された openpne:install コマンドは、一発で OpenPNE3 のインストールをおこなう便利コマンドですが(「一発」はちょっと言い過ぎたかも)、以下のようにパラメータに DSN を渡して実行する必要がありました。
今後は、 symfony1.2 で実装された新機能を利用して、以下のように対話的にセットアップをおこなうことができるようになります(一応作業中のブランチの方ではこの方法でセットアップできるように対応済みです)。
symfony1.2 へのアップグレード作業は goto_1.2 ブランチ にておこなっているので、気になる方は是非チェックしてみてください(特にアプリケーション開発者の方々)。
※symfony1.1 版の OpenPNE3 から symfony1.2 版の OpenPNE3 への切り替えは以下の手順でいけると思います。
- symfony project:upgrade1.2 コマンドの実行
- config/ProjectConfiguration.class.php.sample を config/ProjectConfiguration.class.php にコピー
- symfony openpne:install コマンドの実行