OpenPNE3.6.0までに改善する実装仕様について
10 / 29 金曜日 2010
OpenPNE開発チームのきわです。
OpenPNE3.6.0のリリースまであと1ヶ月となりました。
進行は全体的にちょっと遅れていますが、リリースに向けて着々と準備が進められています。
今回はOpenPNE3.6の実装仕様の改善対象をまとめさせてもらいました。
OpenPNE3.6.0までに改善する実装について
OpenPNE3.6.0で は既存の不具合だけでなく、実際に使っていて不便さを感じるような実装仕様の問題点についても改善することになりました。
beta期間内での開発となるので、「あまり利用しない機能がデフォルトON」「エンドユーザに対してメールがとぶのに設定で受信拒否できない」のような小さめの問題が対象となります。
今回改善対象となる問題は以下のとおりです。
- 外部連携・言語設定のような全てのSNSで利用するとは限らない機能が管理側で使用のon/off が切り替えられない
- 外部連携・言語設定のような全てのSNSで利用するとは限らない機能が管理側でデフォルトoff になっていない
- エンドユーザに対してEメールを送る動作でユーザ側の受信可否の設定ができない
- 設定項目があるにもかかわらず設定が保持されない(cookieに依存する)
- エンドユーザのプロフィールや個人情報について公開範囲を設定できない
- 大規模SNSの運用に耐えない高負荷な動作
- データ削除の動作に確認画面がない
- 【バンドルプラグインのみ】プラグインが他のプラグインに依存している場合にドキュメントに明示されていない #明示されていない場合はプラグイン依存のバグを不具合と判断する
- インフォメーション欄に表示される新着情報が赤字で目立つようになっていない
- フォームでエンドユーザが何を入力すべきかわからない #項目名で判断できないものについては説明文を用意する
- OpenPNE2から存在する機能について、リストの表示順と表示内容は2系にあっていない
- テキストエリア・テキストボックスなどユーザが操作するサイズが2系にあっていない
大規模なUI変更や機能追加など、長期的に進めなければならないもの・根本的な改善が必要なものは今回入れることはできないので、今後の開発で取り組みましょう。
今回の改善対象を決めるにあたって、OpenPNE公式SNSをはじめ各所から意見いただくことができました。意見をくださったみなさん、本当にありがとうございます。
いただいた意見は全てスプレッドシートにまとめさせていただきました。
この意見は今後のOpenPNE3の開発にも反映させていただきます。