opDiaryPlugin 0.9.3 リリースのお知らせ
12 / 15 火曜日 2009
OpenPNE3 用の日記プラグイン opDiaryPlugin のバージョン 0.9.3 をリリースしました。
今回のリリースでは、メール投稿機能と管理画面の書き込み管理機能を追加しています。
v0.9.3 での変更点
- (機能追加) #102: 日記のメール投稿対応
- (機能追加) #103: 日記コメントのメール投稿対応
- (機能追加) #108: 日記管理ページをbackendに追加する
- (機能追加) #109: 日記公開範囲のデフォルト値をメンバーごとに設定できるようにする
詳しくは、Redmine の v0.9.3 バージョン情報のページ をご覧ください。
アップグレード手順
opDiaryPlugin 0.9.3 は、OpenPNE 3.2 系に対応しています。OpenPNE 3.2.x の最新版での使用を推奨しています。なお、OpenPNE 3.3.x 対応版に関しては別途 opDiaryPlugin 1.1.x としてリリースをしていく予定です。(この記事の最後でバージョン体系について説明します)
opPlugin:install タスクをバージョンを指定して実行することでアップグレードを行うことができます。
アップグレード後は cc でキャッシュをクリアしてください。
$ php symfony opPlugin:install -r 0.9.3 opDiaryPlugin
$ php symfony cc
現在インストールされているプラグインのバージョンは plugin:list タスクを実行することで確認することができます。
$ php symfony plugin:list | grep opDiaryPlugin
opDiaryPlugin 0.9.3-beta # plugins.openpne.jp (plugins.openpne.jp)
「opDiaryPlugin 0.9.3-beta」という表記が確認できればインストール完了です。
メール投稿設定手順
OpenPNE 3.2.x では携帯からのメール投稿が可能になっています。
opDiaryPlugin 0.9.3 ではこの機構を使って、日記と日記コメントのメール投稿に対応しました。
まず、OpenPNE 側の設定ファイルを編集します。
config/OpenPNE.yml.sample というファイルを config/OpenPNE.yml にコピーして編集しましょう。
- base_url
- mail_domain
の2つを環境に合わせて変更します。
メールサーバ側の設定は OpenPNE2 での設置手順とほとんど同じです。メールの内容を openpne:execute-mail-action タスクに渡せるように設定すれば OK です。
ここでは Postfix を使った場合の設定例を紹介します。
# /etc/postfix/virtual
example.com anything
@example.com openpne_user
# /etc/aliases
openpne_user "| php /path/to/openpne/symfony openpne:execute-mail-action"
以上で設定は完了です。
バージョン体系について
opDiaryPlugin v0.9.0 以降はOpenPNE本体と同様バージョン番号の2つ目の数字が偶数のものが安定版、奇数のものが開発版と位置づけています。
例:
- 0.9.3: 開発版
- 1.0.0: 安定版
- 1.1.0: 開発版
今後 OpenPNE 3.2.x と OpenPNE 3.3.x 以降のバージョンで opDiaryPlugin もソースコードを別にして管理するために、opDiaryPlugin v1.1.0 として 3.3.x に対応した開発版をリリースしていく予定です。
バージョン | 最新版 | OpenPNE のバージョン | 安定性 |
---|---|---|---|
0.9.x | 0.9.3 | OpenPNE 3.2.x | 開発版 |
1.0.x(予定) | – | OpenPNE 3.2.x | 安定版 |
1.1.x(予定) | – | OpenPNE 3.3.x ~ | 開発版 |