弊社の事業内容としましては、スマホアプリ、web、基幹系などのソフトウェアの開発を行なっています。
私の担当業務は、システム開発本部企画マーケティンググループマネージャーとして、社内ではプロジェクトメンバーの決定、進行管理、予算管理、その他システム開発部の各部署の方針決定など管理職としての業務を担っています。
また、お客さまの要望にあったシステムを新規に提案する活動を行なっています。
SNS運用上はユーザーの登録・削除、利用活性化の推進などを担当しています。
SNSは社名にちなんでi-communityという名前で、社内では「i-com(あいこみゅ)」の愛称で浸透しています。
主に社内のコミュニケーション活性化を目的として使っています。SNSには全社員入社と同時に登録するため、現在では約100名が参加しています。
弊社にはお客様先での常駐支援をしているため本社に出勤することが少ない社員もいます。
SNSには、そのメンバー間でのコミュニケーション活性化も期待していました。
元々は弊社の採用関連の営業が、新卒の内定者向けSNSのカスタマイズ提供商材として、OpenPNEをつかった社内SNSを扱い始めました。
その流れの中で弊社でも社内で使ってみようという話になり、社内のエンジニアが開発を担当し作ることになりました。
目的としては「社内のコミュニケーションの活性化」と当初はわりと漠然としていたと思います。
もう4、5年前くらいになります。
あとはシステム開発の会社ですから、技術的な研究のためという側面もありました。
OpenPNEは、オープンソースのため無料で使える上にカスタマイズ性が高い、という所が選んだ理由です。
弊社はweb系の開発を以前から手がけておりましたのでスキルは高いほうだと思います。
社内の既存技術であるPHPやMySQL、PostgresQL、LinuxOS、Apacheなどで対応できるということがわかっていました。
正直カスタマイズについては最初から「これがしたい!」というものがあったわけではありませんが、まずはいろいろ触ってみて実用方法を検討したいと思っていました。
社員プロフィールの掲載、「一日一楽」、コミュニケーションチーム活動報告、コミュニティ日記などです。
—-「一日一楽」とは何でしょう?
「一日一楽」は、社内のメンバーで持ち回りで行なっている「楽しいことの共有」の場です。
具体的には全社員が社員番号順に持ち回りで一日ひとつ、自分の身に起こった楽しい出来事や、おもしろかった話などを掲載します。SNSのコミュニティ機能を利用していますね。
もともとはメールで全社宛に送付していましたが、ある時を堺にSNS上での運営にシフトしました。メールですと、送った後に編集できませんし、誤字脱字とか怖かったりしますので送るのに神経質になってしまう側面がありましたので。
また、「一日一楽」は月末にその月のMVPを決めています。
MVPは会社から商品券をもらえるので狙っているメンバーも結構いるはずです。かなりおもしろい投稿の人もいるので毎回楽しみですよ。
社内のコミュニケーションが活発になりましたし、情報の共有がしやすくなりました。
月に一度の全社会議の後の懇親会などでは、SNS「i-com(あいこみゅ)」の中に掲載された
「一日一楽」の内容が話題になったりもするのでコミュニケーションを促す意味では本当に助かっています。
利用頻度が人によって異なる、見ない人はほうっておくとずっと見ないことですね。
—-解決策として運用でやってらっしゃる対策について教えていただけますか。
基本的には上記のように何かしらログインして見る必要がある仕組みを作っていますね。
一日一楽は自分の番になれば必ずログインしなくてはなりません。
また、今まで社内の掲示板のようなもので共有していたメンバーのプロフィールも最近SNS上にまとめるという流れになっていますので、その意味でもログイン頻度があがることを期待しています。
運用以外で定期的にログインさせる仕組みがあると良いですね。
思いつきですが、ログインをしばらくしていないとメールでお知らせする機能などでしょうか。
社員の誕生日もそれぞれメールなりFacebookのメッセージなりでお祝いしているので、
誕生日のお知らせメール機能をもっていければログインの頻度は上がるかもしれません。
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