OpenPNEセットアップの前に、各種ミドルウエアの準備が必要です。
動作させる環境ごとにセットアップ方法は異なりますが、ここではCentOS4.4をゼロからインストールした場合を前提にして手順を解説します。VMWareServerを利用したセットアップ方法も解説します。
レンタルサーバを利用している場合は、読み飛ばしてOpenPNEセットアップに進んでください。
CentOS4.4でのセットアップ
OSインストール
・CentOS4.4ServerCD
・最小構成
・SELinux OFF
・ファイアーウォールはSSH HTTP SMTPをオープン。後はクローズ。
・DHCP
・パーティションは自動
・ユーザー作成
adduser admin
passwd admin
ミドルウエアのセットアップ
yum -y install postfix
yum -y remove sendmail sendmail-cf
yum -y install ntp nmap subversion cvs net-snmp httpd mod_ssl php php-devel php-gd php-mbstring php-mysql libjpeg libpng libpng10 libungif ImageMagick gd mysql-server mysql gcc gcc-c++ flex autoconf automake libtool libtool-libs
yum -y update
Apache設定
・完成図
実体ファイル
/home/admin/sns/not_customized/2.8/sns.openpne.jp/config.php
・Apacheからの参照
/var/www/sns/sns.openpne.jp/public_html/index.php
cd /var/www/sns
ln -s /home/admin/sns/not_customized/2.8/sns.openpne.jp sns.openpne.jp
上記の構成で配置されることを前提とした設定法です。
・WEB用ディレクトリ作成
※Apacheから参照するためのディレクトリを作成します。
mkdir /var/www/sns
chown admin. /var/www/sns
・SNSファイル設置用ディレクトリ作成
※OpenPNEの本体を設置するために使います。
mkdir -p /home/admin/sns/not_customized/2.8
chmod 755 /home/admin
・httpd.conf書き換え
※VirtualDocumentRootで動的にバーチャルホストを設定できるようにします。
VirtualDocumentRoot /var/www/sns/%0/public_html
Postfix設定
・myhostname設定
・virtual_alias_maps設定
virtual_alias_maps = hash:/etc/postfix/virtual
※virtualを使えるようにします