「あらゆる組織にSNSを提供すること」を目的に、一丸となって年末の「OpenPNE3.0」リリースに向け開発を進めています。
OpenPNEはこれまで3万以上の組織に導入され、多くの企業や団体の活性化に貢献してきました。
今回のバージョンアップでは、国際化、OpenSocialAPIへの対応、ID連携機能の充実など、大きく進化します。
OpenPNE3.0
基本情報
・名称 OpenPNE3.0 （オープンピーネサンテンゼロ）
・リリース予定日
・OpenPNE3.0 Beta1 2008年12月31日
・OpenPNE3.0 2009年1月中
・ライセンス Apache2.0もしくはPHPライセンス ※現在検討中
・対応環境 PHP5.2以上 MySQL4.1以上
システム構成図
各リリースでのマイルストンについて
OpenPNE3.0 Beta1
・メンバー
・フレンド
・コミュニティ
・OpenID
・OpenSocial
・CORE API / WEB API
・日記機能
・トピック機能
・あしあと機能
OpenPNE3.0
・バージョンアップ通知
・小窓機能
・管理機能
・メッセージ機能
・イベント機能
・お気に入りメンバー機能
・アルバム機能
・紹介文機能
・レビュー機能
OpenPNE3.0リリース後の対応項目
・CRON
・メール投稿
・ランキング機能
・ポイント・ランク機能
・カレンダー機能
・ファイルアップロード機能
・バナー管理機能
・日本語以外の言語への対応
OpenPNE3.0の主な機能
・OpenPNE2.0の基本機能（PNEBIZ機能など、一部の機能は除く）
・OpenSocialAPI対応
・SNSメンバー・SNSオーナーによる追加機能の選択が可能に
・OpenPNEプラグイン機能
・OpenPNEの基本機能もOpenPNEプラグインとして提供
・SNSオーナーによる機能の選択が可能に
・OpenPNEWEBAPIの提供
・国際化対応
・XHTML CSSのページ表現の充実
・OpenIDコンシューマ機能
・OpenIDプロバイダ機能
OpenPNE3.0の6つの特徴
今回のバージョンアップにより、OpenPNEは飛躍的な進化を遂げます。
その主な6つの特徴をご紹介します。
1.世界中で利用！ －国際化対応（日・英・中の3カ国語版を開発）－
OpenPNE3.0では、外国語に対応します。
リリース後、英語・中国語の言語ファイルを順次、配布する予定です。
これにより、OpenPNEは、世界中の人々に利用していただけるようになります。
その他の言語についても随時、追加していきます。
2.新しい時代を！ －OpenSocialAPIに対応－
OpenPNE3.0では、OpenSocialAPIに対応します。
OpenSocialとは、Googleが提供しているソーシャルアプリケーション開発のための共通APIです。
このAPIを利用することで、OpenPNE利用者が目的に合わせて、OpenPNE本体にスケジュールやアルバムなど必要な機能を選んで追加することが可能になり、こうしたアプリを、私たちは「ソーシャルアプリケーション」と呼んでいます。OpenSocialAPIに対応することで、すでにある世界中の7000以上のアプリをOpenPNE3.0で利用できるようになります。
OpenPNE3.0の一番の特徴は、この「ソーシャルアプリケーション」への対応。OpenSocialAPIの提供で、OpenSocialの新しい時代を切り開くことになるでしょう。
3.アプリの作成がより簡単に！－OpenPNE Plugin APIを提供－
OpenPNE3.0では、今回、OpenPNEが独自に作った「OpenPNE Plugin API」も利用できるようになるため、デベロッパーがアプリを作りやすくなります。
OpenPNEの基本機能である日記やアルバムなどの各機能も OpenPNE Plugin上で開発されます。
これらはメンバー情報管理やプロフィール管理などのソーシャルグラフ（コア機能）とは完全に分離され、容易に着脱可能です。
OpenPNE Plugin API を利用すれば、独自のソーシャルアプリケーションから、OpenPNE3.0のコア機能にアクセスすることができるようになります。
4.登録不要！ 認証簡単！ －OpenIDへの対応がさらに充実－
OpenPNE3.0では、Yahoo!、mixi、WordPressなどが発行する共通ID「OpenID」をすでに持っていれば、面倒なアカウント登録作業を行わなくても、「コンシューマ」としてOpenPNE を簡単に利用できます。
また、逆に「プロバイダ」として、OpenPNE3.0から「OpenID」を発行することもできます（OpenPNE2より継続）。その共通IDを使って、他のサイトに入ることができます。
5.認証方式が選べる！ －複数の認証方式に対応－
OpenPNE3.0 では、ユーザーが自分の好みの認証方式を選んでログインできるようになりました。
認証プラグインは管理画面から追加・設定することが可能なので、SNSにマッチしたさまざまな認証方法をデベロッパーが簡単に提供することができます。
6.開発も楽に！ －フレームワークにsymfonyを採用－
OpenPNE3.0では、フレームワークにsymfonyを採用。格段に開発がしやすくなりました。
symfonyとは、PHPのフレームワークのなかでメジャーな存在。OpenPNE2 のように、独自フレームワークとは違い、豊富なドキュメントが用意されているsymfonyを土台とすることで、コードの保守性、拡張性も大幅に向上します。
OpenPNE3.0開発協力者募集
手嶋屋では、「OpenPNE3.0」の開発に協力してくださるデベロッパーを大募集しています！
現在募集しているのは、下記の５つの内容です。
（1）OpenPNE対応ソーシャルアプリケーションの開発協力
OpenPNE利用者が、目的に合わせて自由に追加できる、「ソーシャルアプリケーション」の開発者を募集しています。
詳しくは「ソーシャルアプリケーション募集」ページをご覧ください。
（2）国際化翻訳作業への協力
OpenPNEの国際化に向け、英語・中国語の翻訳作業を手伝ってくださる方を募集します。
その他の言語翻訳者も同時募集中。詳しくは下記お問い合わせフォームからお問い合わせください。
（3）OpenPNEコア機能開発の協力
現在、年末に向けて急ピッチで進められている「OpenPNE3.0」の開発作業をお手伝いくださる方を募集します。
奮ってご参加ください。
（4）動作検証での協力
OpenPNE3.0をいち早くダウンロードして、動作検証してくださる方を募集します。
誰もが安心して新しいOpenPNEを使うことができるよう、ご協力をお願いします。
（5）OpenPNE3.0を広める協力
OpenPNE3.0を、全国に広めてくださる方を募集します。ご自分のサイトやブログ、メールマガジンにて、OpenPNE3.0をご紹介ください。
今回のバージョンアップで、英語版・中国語版への対応も可能になりますので、外国の方向けのサイトでの紹介も大歓迎です。
OpenPNE3.0を体験する
sns@example.com / password
ぜひOpenPNE3.0を試してみてください！
まだ安定版ではないため、不具合がある場合があります。